歯の保存治療

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増田歯科医院での
歯の保存治療オプション

抜歯と診断された方や、既存の歯をできるだけ活用したいと考えている方へ、増田歯科医院では、歯を残せる可能性のある多様な治療法を提供しています。
他院で抜歯やブリッジ、インプラントが推奨された場合でも、エクストルージョン法、歯根端切除術、意図的再植法などの治療が可能です。

通常、抜歯が必要とされる状況であっても、これらの方法を用いれば、多くの場合に歯を保存することができます。
ぜひ気軽にご相談ください。

エクストルージョン法の
概要

エクストルージョン法は、部分矯正の一形態で、歯の根を引き出して、折れた歯や歯冠が短い歯を修復する技術です。この治療は、歯根が歯肉内に残っている場合に、針金とゴムを使用して歯根を引き上げ、新しいクラウンの土台を作ります。この方法により、患者さん自身の歯根を利用しながら、見た目と機能の回復を図ることができます。

エクストルージョン法（歯の根延長術）は、特に折れたり短くなったりした歯の修復に使用される治療方法で、様々なメリットがあります。

1. 歯の保存

2. 審美性の向上

歯の冠部分を引き出すことで、歯冠が短い場合の審美的な問題を解決できます。歯の見た目が改善され、自然な笑顔を取り戻すことが可能です。

3. クラウンの適合性向上

歯冠が短い場合、クラウンの固定が難しくなることがありますが、エクストルージョン法により十分な長さを確保することができれば、クラウンの適合性と長期的な安定性が向上します。

4. 歯周病の改善

歯肉と歯の境界を適切な位置に調整できるため、歯周病の管理がしやすくなります。適正な歯冠長を確保することで、歯周病のリスクを減らし、全体的な口内衛生が改善されます。

5. 機能の回復

歯が適切な長さと形状を持つことで、咬合力が向上し、食べ物を効果的に咀嚼する能力が回復します。これにより、栄養摂取と消化が促進される可能性があります。

6. 長期的な結果

歯を抜かずに保存することで、将来的なインプラントやブリッジの必要性を避けることができます。これにより、治療費用が長期的に節約できることもあります。

エクストルージョン法は、適用可能なケースであれば、多くの長所を持つ治療法として有効です。ただし、患者様の状態や具体的なニーズに応じて、十分に相談した上で治療計画を立てていきます。

実際の治療事例

ある患者さんの前歯は、歯肉より奥に歯質が露出しており、以前取り付けられていたファイバーコアの土台が外れてしまっていました。
他院では抜歯やブリッジ、インプラントの施術を推奨されましたが、当院での診断と治療により、歯の保存を目指して進めました。

治療中は、日常生活に支障が出ないように仮歯を装着し、ゴムの力を利用して徐々に歯根を引き上げました。
治療が完了すると、オールセラミッククラウンを設置し、患者様も非常に満足されました。

よくある質問

エクストルージョン法の適用対象は？

主に折れた歯や、通常の治療では対処が難しいとされる歯を保存したい方が対象です。

治療中の痛みは？

引っ張る力はソフトで段階的に加えるため、治療中の大きな痛みはほとんどありません。初日はわずかな圧迫感があるかもしれませんが、すぐに慣れます。

治療期間と費用は？

最低2ヶ月間の矯正が必要で、その後の固定期間を含めた全体の治療期間は約4ヶ月です。1本5万５千円となります。

増田歯科医院では、「患者様の天然歯を可能な限り残す」というモットーのもと、最適な治療計画を提案しています。
他院で抜歯や他の選択肢しかないと言われた方も、一度当院にご相談ください。

各患者様の具体的な状態に応じたカスタマイ治療計画を通じて、長期的に健康な歯を維持するためのサポートを全力で行います。